紙もの6つご案内です

2023年に入ってから登場した紙雑貨をご案内します。
展示販売は開始しておりますが、こちらに掲載した内5点はオンラインショップには現在未掲載です。
お問合せはこちらのページよりお願いいたします。

ではまずはポストカードから。


● ポストカード (厚手)

「月の石に住むうさぎ」

▲あの伝説の、小さな本物です。

「きのこ」

▲すこやかに逞しく育った毒きのこです。

「ザリガニ」

▲ある日なんとなくザリガニを描き始めました。
その動機は生きたザリガニに関連したものではなく、タロットカードの図柄から印象を受けてのものではないかと思います。
私がタロットに詳しいかと言うとそうではなく、ただ図柄の一覧を見る機会がありました。
主なタロットデッキの月のカードにはザリガニが描かれているのです(詳しい方にとっては常識なのかもしれませんね)。
その姿が私にとって印象的だったのではないかとにらんでいます。


● 210×297mm ペーパー(A4)

「きのこ(群れ)」

▲すこやかな毒きのこ、群れます。
文庫本カバーにおすすめです。
ちょっと不気味で良いと思います。


● 257×364mm ペーパー(B4)

「生け垣 」/ 新書サイズノートをカバーした図

▲意図もデザインもどちらも私の趣味に寄りに寄った作。
二次元の生け垣です。
もともとは巷に生け垣として植えられているツゲを描こうとしたことが始まりでしたが、最終的にずいぶん軽やかな見た目になりました。
紙ものとしては、ここ数年で一番のお気に入りです。
さっそく目隠しとして使用しています。生け垣なので。

「松葉」/ ギフトボックスを包装した図

▲縁起よいと言われる、おなじみの松葉です。
今回それを「絵の上手い / 下手」「おしゃれ / ださい」というそういった感覚のどちらにも偏らないゾーンを射抜く形で表現してみたかった。
そしてそれを気楽に描けるはず、と考えた私がおろかでした。難しかったのです。
人生で事あるたびに感じて来た「アア、私は世の仕組みをまだまだわかっていない」というあの感覚をこんなところでまた感じました(なんでよ)。
描き上がってうれしいです。
なじみの植物であり過ぎて思うのが今更になってしまいましたが、ふしぎな形の葉ですよね。


紙もの2023年前期分は以上です。
新作をぞろぞろと展開することはできておりませんが、例え少しずつでも引き続き作成していきたいと思います。
よろしくお願いします。