「U・nA・gI」後書きと「イラストレーション・フェスティバル」参加のお知らせ

原画展「U・nA・gI」が終了しました

気が付けば7月も後半。原画展も終わってしまいました。この早さ、もうイリュージョンでは。

岐阜市のビッカフェさんにお世話になりました「U・nA・gI」。お忙しい中、さまざまな形でお付き合いいただき本当にありがとうございました。

「U・nA・gI」とは、ただただ「U・A・I」の韻を踏んでいる単語に関連する原画が並ぶ展示会。
今機会、当初は「サマーボックス」というタイトルでの制作を予定していました。実は近代で言うところの「エモい」の表現を、一度目指してみるつもりでいたのです。
しかし世の様々な報道を耳にし続けていたあの冬の終わり、私の中で何かがぷつんと切れ、スケジュールノートに記されたタイトルは突如「U・nA・gI」に変わってしまった。
もしかしたら私はあの時「今は“エモーショナル”を“作る”ことは出来ない」と感じたのではないかと、今になって思います。
だからってなぜ「U・nA・gI」になったのか、そしてなぜ韻を踏み出したのか、理解に苦しみますが、別の理解は出来ます。だって韻を踏みたいなら踏めるのですから、踏んだらいいのです。だから私は踏んだのでしょう。

制作の初めに「U・A・I」を踏む単語をざっとあげてみましたが、60点以上ありました。私が今回扱ったのはこちらの10点だけです。

  • U・nA・gI(魚類)
  • U・sA・gI(兎)
  • kU・mA・mI(固有名詞)
  • tsU・mA・mI(食品)
  • nU・mA・chI(環境)
  • tsU・kA・I(御使い)
  • fU・rA・I(食品)
  • fU・tA・rI
  • bU・tA・I(舞台)
  • yU(-)kA・rI(植物)

続き(?)を制作したいと思われた方、いらっしゃいましたらぜひよろしくお願いします。
それでは「U・nA・gI」は一旦これにて。
岐阜のお客さま、ビッカフェさん、お世話になりました!

続きまして8月前半の予定をお知らせします。


月刊手紙舎 8月号
「イラストレーション・フェスティバル」

手紙舎さんが毎月オンラインで公開なさっている「月刊手紙舎」。毎月一日から七日間限定でオープンするオンラインショップです。読み物、メディアでもある、と伺っています。
URL / https://tegamisha.shop/

8月号の巻頭特集「イラストレーション・フェスティバル」に、今回参加させていただくことになりました。
きいろの戸口は2021~2022年の原画と紙モノセットをお届けします。新たな原画もご用意しています。

イラストレーション・フェスティバル
サイトはこちらです。

プレビュー期間 7/28(木)~
部員さん先行販売 7/31(日) 10:00~
一般販売 8/1(月) 12:00~

何卒よろしくお願いいたします。