先日のワークショップのこと

(▲最後に制作してくださったお客さまのブローチ)

今日は先日のワークショップについて記録します。
その前に、
現在お世話になっております喫茶モノコト~空き地~さんが7月半ばにお店を閉められることがわかりました。
驚きました。
いつかモノコトさんの大きな空間をいっぱいに使う展示に挑戦できたらなと、白昼夢さんと二人で話したところでした。
そのあと閉店のことを知り、青春のような甘酸っぱさを感じています(シンジャーレモン味)。
あと数日間になりますが、引き続き二人展でお世話になります。

そして先日のワークショップにご参加いただきましたお客さま、ありがとうございました。
お客さんにとって、あの土日がお休みらしいお休みになったのかどうか、私はちょっと気がかりでした。
皆さん、まるで仕事並の仕上げかたで。
相当集中力を使っていただいたのではないかと思うんです。
お疲れさまでした。

今後同じワークショップを開催するかどうかは未定なのですが、今回の工程をかんたんにご説明しますと
好きな絵を選ぶ→ガラス板の形を選ぶ→ガラスに合わせて絵をカットし挟み込む→ガラスを囲う枠を作って閉じる→はんだ付けをする→金具をつける、というものでした。

選んでいただいた絵は、私の古い作品やらくがきです。
開催前に、どの絵がお客さんから好まれるかを予想していたのですが、見事に外れました。
予想外のご選択の連続に頬を叩かれた私は気分がよかったです。
ふしぎで楽しい2日間でした。

とは言え、一時はどうなるかと思いました。
私達はもともと、ワークショップを企画する時点で頭を抱えていました。
巷では沢山のワークショップがスマートに開かれていますが、私が考えるとそうはいきません。
何せ私は、意味不明なことを生み出すのは得意なのですが、意味のあることを生み出すのは下手なのです。

最終的に、白昼夢先生とモノコトの心さんの知恵から今回のワークショップが決まりました。
そのために、私は過去の絵を集めました。
白昼夢さんは材料を揃え、試作をし、工程表を作り、講師をしました。
この2人の作業量の差は、先生ありがとうで済む差ではありません。

ご協力くださった皆さま、モノコトさま、本当にありがとうございました。
6/30()まで、二人展「Ooparts」をよろしくお願いいたします。