
人里の田畑の様子を眺めるフサタロウ。
ご近所ではこの頃、人様の事業・田植えの準備が始まっています。
フサタロウも稲作の具合に興味があるかもしれませんね。
久しぶりにその姿を見かけて気持ちが和みましたが、ちょっと目を離した隙にフサタロウはいなくなってしまいました。
5月に入ると、人里ではフサタロウの姿を殆ど見かけなくなると言われています。
私も未だに彼の夏毛の姿を見たことがありません。
もしかしたら夏季にはその特徴的な毛並みが失われるために、野犬と見間違えられているだけなのではないかというのが私の見解です。
そもそもこの辺りでは、フサタロウとは極めて哺乳類に近い妖怪のような存在であるとされています。
「昨日、フサタロウを見ました」といった報告はすべて、犬、タヌキ、キツネ、カモシカ、大きな猫のいずれかと見間違えたものであるとされてしまうのが現実です。
でも私は違います。
私は三日前、フサタロウを見ました。
